2016.04.30更新

                  AWS

  昨日、アマゾンことAmazon.comが今年の第一四半期( 1月から3月まで)の決算を発表し、291億2800万ドル(約3兆1500億円)の売上げでした。前年の同期は5700万ドルと 赤字だったのですがぁ〜、凄い! 今までで最高の 5億1300万ドル(約550億円)の利益でした!!!ジェフ・ベゾスCEOと約9万人の耐えている?社員の皆さん、おめでとうございます。

 1997年に市場公開してからアマゾンはその多くの売上げを投資に回し、赤字を出し続けてきたため、「株主無視、投資家無視」と非難されることも少なくなかったのでした。しかし、ここ4四半期は黒字で、ようやく報われてきた感があります。その功労事業が巨額の先行投資を必要とするクラウドのアマゾン・ウェッブ・サービシズ(AWS)です。AWSの売上げが64%と急激な伸びの25億ドルで、利益は約3倍の6億400万ドルと同社の総売上げの9%となりました。AWSは、ライバルのグーグルやマイクロソフトのクラウド事業よりダントツで、頑張ってますね。

 1年4か月前に始まったネット通販のプライム会員も増えて、日本、米国、欧州の30都市で好調に展開中です。日本でのプライムサービスは、東京だけでなく大阪でも始まってて、うけているようです。ここアメリカでプライム会員になるには、初めの30日間が無料で、年会費が99ドルです。他の米小売店より安価なことが多いし、超速攻で無料配送してくれるし、コンテンツのサービスも有りですから、人気なのが頷けます。家族がアマゾン・フレッシュをベイエリアで試しましたが、数時間以内で届くので本当にビックリしました。

 ところで、アマゾンの株主総会が5月17日火曜日の午前9時(米太平洋時間)から、ワシントン州シアトルのフレモント・スタジオス(住所155 N. 35th Street )で開かれます。また、2016年Q1のアマゾンの財務報告は http://edge.media-server.com/m/p/eqx7hp4h/lan/enで、最高財務責任者のブライアン・オルサブスキーCFO の報告とアナリストたちとの遣り取りが聞けますよ(このコンフェレンス・コールは、次のQ2までは最低限残しておくそうです)。レポート後、12%以上上ったアマゾンの株価チェックは、NASDAQで、AMZN のティッカーでどうぞ。

                AWS2

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.29更新

         サムスンアド

  サムスンのスマホ売上世界一といった成功要因を、サムスンの方と開発者会議(SDC2016)のレセプションで話し合いました。サンフランシスコの目抜き通りにSDCの街頭広告など「超ワンダフルなマーケティングですね」と私。あちこち旅してきましたが、サムスンの広告は世界でも目立ちます。今年1月のラスベガスのCESではサムスン・ペイの広告が会期中、あちらこちらに大きく出てました。以前夏休みで訪れたミラノの教会堂入口の上には、サムスンがスマホの巨大な電子広告を出しておりました。私は長蛇の列で入場券を買うまでの長い時間、その広告をずっと眺めていました。ウィーンではカテドラル内を多彩な光で照らすといったことを、同社の提供で行ってました。

 では翻って日本は大変、片や韓国は繁栄というと差異は、なぜ起きたのかとサムスン上級部長ナム氏に問いました。「おそらく、多様性を受け入れる文化があるか、ないかではないでしょうか。」なるほど。それをもっと詳しく見てみましょう。確か、サムスンのギャラクシーなどのスマホ部品などの自社製造比率は約9割です。また、SDC2016で話題の安全運転のためにドライビング評価をスマホに送れるコネクト・オート・システムがあります。その担当技術者の方にお聞きしたところ、「韓国でほとんど作っています」とのこと。ふーん。では、サムスン開発者会議のスポンサーの一社がグーグルと両社は良好関係なので、「コネクト・オートは(グーグルの)アンドロイト・オートのチームと共に開発されたのですか」と聞いてみました。「それはないと思います」とサムスン技術者。 つまり、サムスンは世界での市場展開やローカル企業運営はそれぞれ現地に一任ですが、技術開発は母国本社で行うと。それも凄腕の現地のマーケティングチームにしっかりお願い(高報酬?)なさっているということだと思いました。だって、レセプションの米マーケティング会社の方が非常に働かれておられ、それを目の当たりにしたからです。

         コネクトオート

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.29更新

         サムスンアド

  サムスンのスマホ売上世界一といった成功要因を、サムスンの方と開発者会議(SDC2016)のレセプションで話し合いました。サンフランシスコの目抜き通りにSDCの街頭広告など「超ワンダフルなマーケティングですね」と私。あちこち旅してきましたが、サムスンの広告は世界でも目立ちます。今年1月のラスベガスのCESではサムスン・ペイの広告が会期中、あちらこちらに大きく出てました。以前夏休みで訪れたミラノの教会堂入口の上には、サムスンがスマホの巨大な電子広告を出しておりました。私は長蛇の列で入場券を買うまでの長い時間、その広告をずっと眺めていました。ウィーンではカテドラル内を多彩な光で照らすといったことを、同社の提供で行ってました。

 では翻って日本は大変、片や韓国は繁栄というと差異は、なぜ起きたのかとサムスン上級部長ナム氏に問いました。「おそらく、多様性を受け入れる文化があるか、ないかではないでしょうか。」なるほど。それをもっと詳しく見てみましょう。確か、サムスンのギャラクシーなどのスマホ部品などの自社製造比率は約9割です。また、SDC2016で話題の安全運転のためにドライビング評価をスマホに送れるコネクト・オート・システムがあります。その担当技術者の方にお聞きしたところ、「韓国でほとんど作っています」とのこと。ふーん。では、サムスン開発者会議のスポンサーの一社がグーグルと両社は良好関係なので、「コネクト・オートは(グーグルの)アンドロイト・オートのチームと共に開発されたのですか」と聞いてみました。「それはないと思います」とサムスン技術者。 つまり、サムスンは世界での市場展開やローカル企業運営はそれぞれ現地に一任ですが、技術開発は母国本社で行うと。それも凄腕の現地のマーケティングチームにしっかりお願い(高報酬?)なさっているということだと思いました。だって、レセプションの米マーケティング会社の方が非常に働かれておられ、それを目の当たりにしたからです。

         コネクトオート

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.28更新

         カーティス・佐々木

 スマホ出荷では世界の8割シェアと先頭を走るサムスンが、デベロパー・コンフェレンス(SDC )を本日から2日間、サンフランシスコのモスコーニ・センターで開催しています。 印象的だったのはカーティス・佐々木エコシステム副社長が 発表した、IoTのためのプラットフォーム、ARTIKです。 多くのモノが次々にどこでもネットに接続していく中で、システムが隔離して収拾がつかなくならないよう、端から端までクラウドで簡単に使えるオープンなAPIなエコシステムです。ARTIKではどんなデバイスもセンサーでも、どこのクラウドでもデータタイプでも繋がるそうです。プライバシーやセキュリテイもしっかりしいているSamsung Knoxも出してきました。

 講演会場を出たフロアには開発向けのレクチャーだけでなく、コネクトカー向けのConnect Autoのベータ版や、ギャラクシーS7エッジ、Samsung Pay、発振回路(オシレーター)を使った自転車やバイク用のヘルメットのプロトタイプなども展示され、選択肢が多いので回るのが大変でした。 かつてメディアに不振と書かれたことがあるインテル主導のOS、Tizenに基づいたSDK、スマートTV、ウェアラブルも多く出されていました。以前は単にTizenで製品が開発されていなかっただけなんだなぁ〜とも、気づかされる開発者会議でありました。

        ギャラクシーS7

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.28更新

         カーティス・佐々木

 スマホ出荷では世界の8割シェアと先頭を走るサムスンが、デベロパー・コンフェレンス(SDC )を本日から2日間、サンフランシスコのモスコーニ・センターで開催しています。 印象的だったのはカーティス・佐々木エコシステム副社長が 発表した、IoTのためのプラットフォーム、ARTIKです。 多くのモノが次々にどこでもネットに接続していく中で、システムが隔離して収拾がつかなくならないよう、端から端までクラウドで簡単に使えるオープンなAPIなエコシステムです。ARTIKではどんなデバイスもセンサーでも、どこのクラウドでもデータタイプでも繋がるそうです。プライバシーやセキュリテイもしっかりしいているSamsung Knoxも出してきました。

 講演会場を出たフロアには開発向けのレクチャーだけでなく、コネクトカー向けのConnect Autoのベータ版や、ギャラクシーS7エッジ、Samsung Pay、発振回路(オシレーター)を使った自転車やバイク用のヘルメットのプロトタイプなども展示され、選択肢が多いので回るのが大変でした。 かつてメディアに不振と書かれたことがあるインテル主導のOS、Tizenに基づいたSDK、スマートTV、ウェアラブルも多く出されていました。以前は単にTizenで製品が開発されていなかっただけなんだなぁ〜とも、気づかされる開発者会議でありました。

        ギャラクシーS7

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.28更新

         カーティス・佐々木

 スマホ出荷では世界の8割シェアと先頭を走るサムスンが、デベロパー・コンフェレンス(SDC )を本日から2日間、サンフランシスコのモスコーニ・センターで開催しています。 印象的だったのはカーティス・佐々木エコシステム副社長が 発表した、IoTのためのプラットフォーム、ARTIKです。 多くのモノが次々にどこでもネットに接続していく中で、システムが隔離して収拾がつかなくならないよう、端から端までクラウドで簡単に使えるオープンなAPIなエコシステムです。ARTIKではどんなデバイスもセンサーでも、どこのクラウドでもデータタイプでも繋がるそうです。プライバシーやセキュリテイもしっかりしいているSamsung Knoxも出してきました。

 講演会場を出たフロアには開発向けのレクチャーだけでなく、コネクトカー向けのConnect Autoのベータ版や、ギャラクシーS7エッジ、Samsung Pay、発振回路(オシレーター)を使った自転車やバイク用のヘルメットのプロトタイプなども展示され、選択肢が多いので回るのが大変でした。 かつてメディアに不振と書かれたことがあるインテル主導のOS、Tizenに基づいたSDK、スマートTV、ウェアラブルも多く出されていました。以前は単にTizenで製品が開発されていなかっただけなんだなぁ〜とも、気づかされる開発者会議でありました。

        ギャラクシーS7

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.28更新

         カーティス・佐々木

 スマホ出荷では世界の8割シェアと先頭を走るサムスンが、デベロパー・コンフェレンス(SDC )を本日から2日間、サンフランシスコのモスコーニ・センターで開催しています。 印象的だったのはカーティス・佐々木エコシステム副社長が 発表した、IoTのためのプラットフォーム、ARTIKです。 多くのモノが次々にどこでもネットに接続していく中で、システムが隔離して収拾がつかなくならないよう、端から端までクラウドで簡単に使えるオープンなAPIなエコシステムです。ARTIKではどんなデバイスもセンサーでも、どこのクラウドでもデータタイプでも繋がるそうです。プライバシーやセキュリテイもしっかりしいているSamsung Knoxも出してきました。

 講演会場を出たフロアには開発向けのレクチャーだけでなく、コネクトカー向けのConnect Autoのベータ版や、ギャラクシーS7エッジ、Samsung Pay、発振回路(オシレーター)を使った自転車やバイク用のヘルメットのプロトタイプなども展示され、選択肢が多いので回るのが大変でした。 かつてメディアに不振と書かれたことがあるインテル主導のOS、Tizenに基づいたSDK、スマートTV、ウェアラブルも多く出されていました。以前は単にTizenで製品が開発されていなかっただけなんだなぁ〜とも、気づかされる開発者会議でありました。

        ギャラクシーS7

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.28更新

         カーティス・佐々木

 スマホ出荷では世界の8割シェアと先頭を走るサムスンが、デベロパー・コンフェレンス(SDC )を本日から2日間、サンフランシスコのモスコーニ・センターで開催しています。 印象的だったのはカーティス・佐々木エコシステム副社長が 発表した、IoTのためのプラットフォーム、ARTIKです。 多くのモノが次々にどこでもネットに接続していく中で、システムが隔離して収拾がつかなくならないよう、端から端までクラウドで簡単に使えるオープンなAPIなエコシステムです。ARTIKではどんなデバイスもセンサーでも、どこのクラウドでもデータタイプでも繋がるそうです。プライバシーやセキュリテイもしっかりしいているSamsung Knoxも出してきました。

 講演会場を出たフロアには開発向けのレクチャーだけでなく、コネクトカー向けのConnect Autoのベータ版や、ギャラクシーS7エッジ、Samsung Pay、発振回路(オシレーター)を使った自転車やバイク用のヘルメットのプロトタイプなども展示され、選択肢が多いので回るのが大変でした。 かつてメディアに不振と書かれたことがあるインテル主導のOS、Tizenに基づいたSDK、スマートTV、ウェアラブルも多く出されていました。以前は単にTizenで製品が開発されていなかっただけなんだなぁ〜とも、気づかされる開発者会議でありました。

        ギャラクシーS7

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.27更新

  日本ではライフロボティックスがアームロボットのコロを開発し、5億円の資金調達を得たことで多くのメディアに報道されました。こちらシリコンバレーでは約3年前にグーグルがロボット企業のボストン・ダイナミックスを買収しましたが、そろそろ面白そうなロボットを出すという噂でございます。以下の写真はライフロボティックスのコロです。

       コロ

 ピッツバーグの元おもちゃ会社で、カーネギー・メロン大学からの技術を基にロボット開発してきたボッサノバ・ロボティックスが、1400 万ドル(約17億円)の資金調達に成功しました。AIを使ってスーパーなどの小売店頭の棚に商品を陳列するそうです。ロボットですから、人がやるより 間違って、棚に置くことがないそうです。玩具作りから地道にロボットを進化させてきた様子が、以下のURLの4年前のYouTubeで伺えます。

      ボサノバロボット

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.26更新

     ソーラーインパルス2

  最近、飛行機による(とくに上空での)大気汚染が問題になっていますが、そんな空気をクリアにするような試みをスイスのエンジニアのベルトラン・ピカールさんと操縦士のアンドレ・ボルシェベルクさんが2015年から行っています。約72メートルと長い翼に太陽光パネルがびっしり貼られている クリーンなSolar Impulse 2という太陽の光だけで動く飛行機です。中国の南京から修理のために名古屋に到着したことで、日本でもよく知られています。

 先週の土曜日、ハワイからグーグルのあるマウンテンビュー市のモフェット飛行場に到着しました。シリコンバレーではグーグル、サンパワー・ソーラーからの代表やテスラ車が温かく出迎えました。次はこの水曜にアリゾナ州フェニックスを目指して飛行予定です。飛行中はレトルトのポテト・グラタンやチューブに入ったスープなどを頂きながら飛ぶそうですが、順調に飛んで頑張ってほしいものです。

      ソーラーインパルス2の飛行士

投稿者: Ayako Jacobsson

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