2016.04.19更新

            ヤングデベロッパー

 グーグルで働きたいと思った某有名大学で電子工学と認知科学を専攻する大学2年生が 、9月にグーグルのサイトにアクセスし応募しました。スカイプやEメールで選別された後、技術や技術以外の質問があって、グーグルの採用担当官らとの直接面接など合計約6回の面接の後、インターンシップを得ました。グーグルでインターンとなるのは、スタンフォード大学やハーバード大学に入るより、困難という話もあるほどです。同学生はソフトウェア・エンジニアのインターンとして、グーグル・オート(グーグルの自動車向けOS部門)に配属され、 月に7千ドル前後の給与を得ました 。それ以降、夏休み(アメリカの夏休みは学年の最後にあって、約3か月と長いです)の度にグーグルでインターンシップを続けたのですが、インターンシップが始まる前に常に数回の面接があったそうです。卒業を控えての本採用の時は、既にインターンとして実力を見せていたにもかかわらず、約5回の面接が行われたそうです。同学生は今、グーグラーとなり、年に約1千5百万円を得ています。グーグルでインターンシップを得るには、早い時期の6月頃から応募するのが決め手とのこと。 シリコンバレーで有名な企業で働いている人々が最初に仕事を得るきっかけは、上記のようにインターンシップから入っているケースが非常に多いです。知り合いの元HPの副社長もUCLAでコンピュータ・サイエンスを専攻する学生時代、同社でインターンをしていました。 ただ、インターンと称して、学生たちにタダ働きさせる企業もあるそうですから、飛び込む前に先輩に聞いたり、ネットなどでよく調べた方が良いのはアメリカでも日本でも同じことでしょう。お気をつけください。

投稿者: Ayako Jacobsson