2016.07.08更新

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 前回、サンフランシスコでシェアオフィスが増加中と書きましたが、実際にサンフランシスコにある3つのオフィスを訪れてみました。ガルバナイズ(Galvanize)という、プログラミングを教える民間コード寺子屋兼シェアオフィス兼イベント会場兼起業の補助もやっているところが、サンフランシスコのダウンタウンにあります。デスクを借りるだけでなく、コードもちょっとは習いたいし、コード関係のイベントに参加したいという方には最適かもしれません。ですが、指定席となる机が月額750ドルと、ちょっとお高いかも。指定でなく空いている机を使いたいだけなら、月額550ドルでございます。四人から約二十人で構成されるチームには月額3200ドルからということです。ガルバナイズのシェアオフィスにご興味のある方は サイトをチェック後(http://www.galvanize.com/campuses/san-francisco-soma/#.V38zRGNiNPM)、Eメールかお電話なさるとよろしいかと存じます(ガルバナイズの写真は上の2点で、1階のカフェと入り口です)。

 メンバーシップ制で机やオフィスを借りられるウィワーク(wework)は、なんとサンフランシスコに6カ所ございます(https://www.wework.com/locations/san-francisco)。マーケット通り南のSOMAのオフィスを訪れたところ、自由に机だけを使うなら約500ドルなのですが、もちろん指定ではないので、あまり大きくないロッカーを月額25ドルが必要かもしれません。地下は指定の机で、約100ドル程度お高いようです。SOMAのウィワークですと、1階がオープンテーブルのような机、地下は指定の机、上の階はそれぞれの会社のオフィス(SOMA :900ドルから)となってました。詳しくは以下のサイトをご覧ください(https://www.wework.com/locations/san-francisco)(そして、ウィワークの写真は下の左の2点です。)

 ワークスペースの定義を変え、働くコミュニティにしたいとするハッチツデイ(HatchToday)はサンフランシスコのSOMAと海辺のピア(埠頭)9に程近いブロードウェイの2カ所に集合オフィスがあります。SOMAの場合、指定の机1つが月に600ドルで借りれますが、コピー代、スキャン代などは別料金です。会議室は無料で使えるのですが、早めに予約を入れないと使えないこともあります。最近長年務めた管理者から、新しい管理者に変わったそうで、「入居者自身が色々と試行錯誤し、 事務機等の使い方を自分で理解しないと…」という声がありました。一応、指定の席ですが、急に運営側の都合で机の位置を移動されることもあります。ハッチツデイのサイトは以下の通りです。http://www.hatchtodaysf.com (ハッチツデイの写真は下の一番右端の1点です。) 

投稿者: Ayako Jacobsson