2016.08.25更新

              Lomiata CEO

ここ3年、シリコンバレーではAI(人工知能)を使うハイテク企業が増えております。具体的にはアップル、Facebook、グーグル、アマゾン、テスラ、リンクドイン、airbnbなどですが、医療分野ではどうなのでしょう?医師の手術をロボットに置き換えることを除き、ヘルスケアにおける人工知能の技術は、他の産業に比べるとベールに包まれており、これからどうなるのか謎です。

今日はVWareとEMCによって設立されたクラウド系ソフトウエア大手のピボタル(Pivotal:本社パロアルト)で、医療におけるAIに関する講演が午後6時からありました。お話し下さったのはルミアタ(Lumiata)の設立者であり、最高経営責任者(CEO)のAsh Damleさんです。DamleさんはUCLAやMITのAI(人工知能) 研究所やロボティックス研、NASA、米海軍などで働いてきました。研究も米国内に留まらず、欧州、豪州、インド、中国や日本でも行った経験をお持ちです。

Damleさんはヘルスケアでの AIを実践的にどう使うかについて語りました。高度なデータ・サイエンスの技術と、AIを駆使した技術、そして臨床科学で、保健機関へ臨床予測をリアルタイムで提供するそうです。自動的に情報を処理、機械学習で健康に関するデータの複雑な関係を計算し、グラフ化などを行います。私もこの分野はしっかり勉強が必要なので、詳しくはまた、明日お伝え申し上げます。お楽しみに!

投稿者: Ayako Jacobsson