2016.05.21更新

   Own the Room

 恥ずかしながら、子供の頃から人目を気にする自意識過剰な性格で、皆の前で話すとか、テレビに出るのが苦手でありました。そんな感じなので、書き物系のお仕事とか、「ウォール・ストリート・ジャーナルを読む」のプロダクション・ディレクターとか、表に出ない裏方をやって参りました。 ですが、コミュニケーション能力はどんな仕事だってとても重要だぁー。アメリカで皆を沸かせるスピーチが出来たらなと、思わないこともない昨今でありました。ラッキーなことに、ナスダック起業センターで、アイ・オープニングな講演に今日参加できましたよ。”あなたもリーダーになれるかも?”というスピーチのテクを教えてくれる「場の主役」(Own the Room: owntheroom.com)という講演です。 アメリカではMITの伊藤穣一さんや、フェイスブックのCOOでリーン・インのシェリル・サンドバーグさん 、弁護士やハリウッドスター、世界の企業経営者もOwn the Roomのスピーチの特訓を受けてます。

 Own the Roomの2人の講師テリーさん、ダンさんにとってもお世話になりました!彼らは請われて、世界13カ国を回わっているそうです。内容が実践的で、飲料水を使ったり、カメラを使ったりで、新鮮でした。私もまとめの90秒で即興のスピーチをし、皆さんに結構受けることができました。そう!声を大きくして言いたいです。「特訓を受け、練習すれば、誰でも場が沸くスピーチができますよ〜。」

 それでは、彼らの講習内容を簡単にご紹介しましょう。 1.自分のことは置いといて、話を聞きに来てくれた聴衆が主役。話す内容にフォーカスする。 2.優れた講演をしていきたいなら、自分の講演後、具体的な評価を求める。 3.伝えたいメッセージに意味を加えない不必要な言葉を徹底的に排除する。良いという話は除いて、これしかないグレートな話を手短にする。 4.聴衆が受けるものをまず認識して繋がるのが一番。それから、メッセージに入る。テレビ番組で馴染みのある主役が出てきても飛ばすこともあるけど、殺人場面が出てきたらずっと見入ってしまう。強力な言葉でストーリーから入れば、聞く人の感情を鼓舞し、話した内容が聴衆の記憶に残る。 5.声、トーン、会場で立ち位置を変えたり、言葉に合ったボディ・ランゲージ、話すトピックを変える。変化することで、聴衆の関心度が高まる。 6.最後に伝えたい決めの言葉で締める。

テリーさん、ダンさんの映像付きサイトは以下のとおりです。

テリーさん http://www.owntheroom.com/terry-bond

ダンさん http://www.owntheroom.com/dan-moriarty

   Own the Room-Dan

投稿者: Ayako Jacobsson