2016.12.17更新

          コンピュータ歴史博物館

            コンピュータ歴史博物館に展示中のグーグルの自動運転車

 シリコンバレーを訪れたら、見逃せないのがマウンテンビュー市にあるコンピュータ歴史博物館ことComputer History Museumです。 NEC、アップル1、DEC、IBM 、Crayのスーパコン、ENIACの一部やゲーム機、グーグルの自動運転車などコンピューティングに関わる展示が充実していて、まさにその名の通りの博物館です。講演やテスラ・モーターズの株主総会などもコンピュータ歴史博物館で行われています。コンピュータの主にハードウェアの歴史を知るには最適なミュージーアムですが、 来年1月28日からは、「MAKE SOFTWARE: CHANGE THE WORLD!」 というソフトに特化した展示も新たに始まり、今まで以上に充実します。  

 展示にはゲームのアプリ、MP3、フォトショップ、MRI、車の事故のシュミレーション・ソフト、ウィキペディア、テキスト、ワールドオブウォークラフトなどのオンラインゲームなどがあり、双方向のタッチスクリーンで遊べるとのことです。展示内にソフトウェア・ラボがあって、コーディングも学べるとか。面白そうですね。さらに詳しくはコンピュータ歴史博物館のURL(http://www.computerhistory.org)へどうぞ。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.12.08更新

          CES

 2016年も残るところ、あと少しとなりました。来年1月20日は、共和党のドラルド・トランプ氏がアメリカ大統領就任式を迎えるんですねー。公職に就いたことが無いトランプ氏の舵取り、一体どうなるのか興味深いところです。 とはいえ、こちら 西海岸からですので、まずはラスベガスを含む 技術イベントを着実に拾っていきたいと思います。 で、以下は2017年1月のイベント情報です。まず幕開けは例年大掛かりなラスベガスのCESからでございます。

 1月5日 から8日まで一般公開されるCES 2017。 メディア向けでは 既にお正月の3日から開催されております。メディア向け初日のビック・イベントはCES Unveiled Las Vegasです。無理矢理訳すと「見せちゃいましょう、ラスベガスのCES」という感じになるのでしょうか?今年の技術トレンド、企業の新製品発表だけにとどまらず、ディープなイベントも結構あります。「AIを使って、まるで人間のように運転する為に業界のアライアンス が大切(Artificial Intelligence for Autonomous Driving: State of Technology, Breakthroughs, and Why Alliances are Valuable)」とか、有料、無料のイベントが一杯です。

 ラスベガスからベイエリアに飛んで帰ると、1月11日から12日には「AI Frontiers Conference(人工知能フロンティア会議)」がサンタクララ・コンベンションセンターであります。AIのトップを走るグーグル、フェイスブック、アマゾン、百度、ファーウェイ、テスラなどからデータ・サイエンティストがスピーチします。開催2日目には、AIに関する特訓もあるようです。 一方、サンノゼのファースト・ストリートでは「企業向け人工知能」というテーマで1月26日、ミートアップがありますよ。巨大にデータが増えた今日、さらにインテリジェントなシステムが現出しつつあるけれど、それを活かしたアプリで成功しているものは少ないことが討議されます。 以上、酉年に入った来月のイベント情報でございました!

投稿者: Ayako Jacobsson