2016.03.15更新

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 「Predixとは一言で言えば、一体何なのですか」とGEの方に聞いたところ、「産業用のビッグデータと分析のためのクラウドベースのプラットフォーム」とのお答えでした。人、機械、ビッグデータ、分析(analytics)の交わるところにPredixがあるそうです。クラウドのPredixプラットフォームで、リアルタイムのオペレーショナル(運用)データから、ベターで迅速な意思決定のための洞察に持って行く、革新的な工業用のインターネット・アプリケーションをパワーアップするとか。  Predixのトレーニング、API、質問など、リソースは以下のサイトをご参照下さい。       https://www.predix.io/resources

さて、講演に話を戻しますが、「PredixはIoTのクラウドプラットフォームで、ビジネスのより良い成果のためにデータを分析して人と産業用機械とを結びつけるアプリケーションを開発することができます」と、GE Digitalの講演者は、デベロッパーに話しかけました。 具体的な事業としてGEは、 顧客にPredixプラットフォームとソフトウェア・ソリューションを使って、信頼性を与え、運用コストの削減、リスクを減らし、 オペレーションのパフォーマンスを加速し、重要な成果を実行しています。日本ではソフトバンクがシッピング、製造などでPredixのプラットフォーム上にアプリを作っています。(http://www.ge.com/digital/press-releases/GE-Opens-Predix-Software-Platform-to-SoftBank-Telecom-First-Licensing-Deal) Predixに工業向けのインターネットのアプリケーションを充実させるために、シリコンバレーのデベロッパーにアプリ開発で協力を求めたり、人材採用のためにこの講演会が行われたようです。GEのエンジニアがPredixのコード、コンテンツの通り一遍な 話しをし、その後質疑応答がありました。 更に詳しくお知りになりたい方は、こちらの記事もご参照下さい。http://it.impressbm.co.jp/articles/-/11775

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投稿者: Ayako Jacobsson

2016.03.12更新

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 GE Digitalでは現在、ソフトウェア事業を更に大きく伸ばすため、シリコンバレーの革新的なスタイルを導入しようとしています。東海岸出身のGEはサニーベール(Sunnyvale)市で、ソフトウェアのデべロッパーたちに2月10日、GE・Predixに関する講演会を開催しました (Predixの説明は次のブログです)。プラグ・アンド・プレイ・テックセンター(Plug and Play Tech Center)はサニーベール、パロアルト(Palo Alto)、レッドウッドシティ(Redwood City)の3個所に施設があるのですが、元々440 North Wolfe Roadのサニーベールから始まりました。プラグ&プレイはイラン移民のサィード・アミジ(Saeed Amidi)氏が設立し、今までスタートアップ約4百社をサポートしてきました。アミジ氏は小さなビルをパロアルト市に持っていたのですが、そこにまだ創立直後のグーグルやペイパル(PayPal)がオフィスを借りました。同氏はペイパルに投資し、それがイーベイに買収されたため、それを元手にスタートアップを育てるインキュベーション・センターを開設したのです。センターの正面入口を入ると目に入ってくるのは、入居している人たちの出身の国旗や、プラグ・アンド・プレイから大手企業に買収され、エグジットしたベンチャーのデータやロゴが壁一杯に貼られています。 プラグ&プレイには日本のスタートアップも入居していて、世界から議員や企業トップも訪れています。プログラム言語、ルビーを開発したまつもとゆきひろ氏のサインと写真も飾られています。そう、シリコンバレーは移民が活躍し、成長を生み出してきたマルチ・カルチャーなのです。

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投稿者: Ayako Jacobsson

2016.03.11更新

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  トーマス・エジソンが1892年に創業したGEは、世界最高のデジタル 企業になるために、企業変革に努めています。GEでは”インダストリアル・インターネット”と名付け、オープンでグローバルなネットワークによって、機械、人々、そしてデータをコネクトし、世界を構築し、パワーを与え、 動かし、治すという目的だそうです 。 「IoTというかInternet of Really Important Things(真に重要なもののインターネット)で、マシーンに関わる意味のあるもの」と、GEデジタルのビル・ルー上級副社長は述べます。GEは、リアルタイムの洞察力と成果を生み出せるソフトウェアのプラットフォームを構築しました。 IT調査会社のIDCは、「デジタルの世界は 隔年で倍増している。2013年から2020年に10倍、つまり4.4兆ギガバイトから 44兆ギガバイトに増えていく」といいます。 「 我々の世界は、センサとデバイスで満たされています。人と機械間の相互作用は毎日向上しています。最近車を借りたのですが、車が他の車などに近くなると座席が振動して知らせてくれるんです。これはデジタル時代の技術が経験を変えていく一つの良い例だと思います。」とGEソフトウェア・ソリューションズのジェネラル・マネージャーのKarim El Naggar氏。 GE/ GE Digitalでは現在、ソフトウェア事業を更に大きく伸ばすため、シリコンバレー・スタイルの革新を導入しようとしています。

投稿者: Ayako Jacobsson