2016.08.24更新

              Smart toothbrush

サンスターが4月18日からゲームや音楽が楽しめる歯ブラシに装着する製品を5千円で売り出しましたが、世界でもゲーム歯ブラシがいろいろと売り出されています。米カリフォルニア州のグルッシュ(Grush)、 オハイオ州のビーム・テクノロジーズ、フランス製のコリブリ(Kolibree)、オランダのフィリップスなど、沢山出ております。

サンタクララ本社のグルッシュは、アメリカの偉大なメーカーズ(America’s Greatest Makers)という番組 で24チームが100万ドルの賞金を巡って、ハイテクの製品作りで競った優勝者です。グルッシュの歯ブラシは、ブルーツゥースでアンドロイドやiOSのスマホに接続し、子供達の歯磨きの動きやその位置を口腔内の3Dマップで感知し、それをゲームに連動させます。グルッシュのゲームはモンスターチェイスや歯のお城など、オリジナルのゲームです。小児歯科医のAnubha Sacheti、ハイテク技術者で投資家のYoung-jing Wang、ゲームの専門家Ethan Schurからなる3人のチームが設立しました 。今では数十人の社員を雇っています。来年のCESにはインテルの基調講演にも出演予定だそうです。http://www.grushgamer.com

スタートアップのビーム・テクノロジーズはコネクティッドな歯ブラシとして3年前に起業しましたが、現在は全米の10万以上の歯科医をカバーする保健会社でもあります。ビームのバッテリーで動く歯ブラシは$49でスマホと連動し、歯磨きのデータをアプリで集め、ユーザーに歯磨きがどうだったかをフィードバックします。https://www.beam.dental

コリブリには子供向けの虫歯予防の歯磨きゲームの ウサギのRabbidsやパイレーツゲームのアプリがあります。歯磨きがどうだったか リアルタイムでユーザーに知らせるほか、1週間分のデータを保存できます。コリブリはアマゾンで買える スマート歯磨きますが、現在は売り出し中なのですが、99ドルと少し高めです。https://www.amazon.com/Kolibree-Toothbrush-toothbrush-Educates-Interactive/dp/B00XJOPS0G

電動歯ブラシで定評のあるフィリップスも、子供のためのスマート歯ブラシとして、アプリにキャラクターを設定し、歯ブラシと連動し、アニメで見せたりしています。アマゾンで約$40で売られています。https://www.amazon.com/Philips-Sonicare-Rechargeable-Toothbrush-HX6321/dp/B00YAR7ZL6

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.07.30更新

               Fuelcell

 トヨタのミライやホンダのクラリティ・フューエルセルなど、日本では燃料電池カーが走ってますが、カリフォルニアでは2010年からフューエルセル・バスが走っています。オークランド本社の公共交通機関AC(アラミダ・コントラコスタ郡)トランジットが、ベルギーのバス会社、バンホールから約12台を購入し、運営してます。バスの上部に水素の貯蔵や、リチウムイオン電池や空調装置があるので、写真のようにてっぺんがタンコブ型のバスです。地球温暖化の原因になる二酸化炭素の排出はゼロ〜で、水蒸気が出るのでございます(http://www.actransit.org/wp-content/uploads/010912B_HyRoad_web2.pdf)。

 燃料電池車は700万円以上しますが、日本で購入すると補助金が出て500万円前後で買えるんですってね。このフューエルセル・バスも「本当に高いんだ」と運転手さん。「でも、環境に良いことだから進めるべきだね。」彼の意見通り、こちらのバスにも国やカリフォルニア州から補助金等が出ております。

 日本で現在進行中の燃料電池カーは、日本独自だけで進んで世界で採用されず、ひょっとして取り残され、ガラケーの二の舞になるのではと、心配される方もいらっしゃいます。ところが、最近連邦エネルギー省(Department of Energy)傘下のFCTO(Fuel Cell Technologies Office)が、水素スタンドのコスト、水素の輸送、安全性、輸送インフラ、トレーニングなどに関する情報を昨日から、各方面に正式にリクエストし始めました(http://energy.gov/eere/fuelcells/articles/doe-issues-request-information-hydrogen-infrastructure-rdd)。

 この先一体、どのような結果が出るのでしょうか。ポケモンゴーのように日米共にフューエルセル・カーが走るようになるのでしょうか。安全への懸念からアンモニアを水素のキャリアにして動かすという研究もされているそうで、クリーンな地球へ向けて皆さん本当に頑張っていらっしゃいます。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.06.25更新

               GES2016 award

 グローバル起業サミット(GLOBAL ENTREPRENUERSHIP SUMMIT:GES)が、スタンフォード大学キャンパスで6月22日から24日に渡って開催され、170カ国からの約千人の起業家の参加だけでなく、オバマ大統領も軍用機で飛んで来て参加なさいました。GESは2009年6月4日にエジプトのカイロで大統領が「A New Beginning」(http://www.state.gov/p/nea/rls/rm/2009/124342.htm)というスピーチを行い、起業促進を米国の外交策としました。そこからGESが始まり、昨年はケニアのナイロビで開催されました。今回GESは7回目で、オバマ政権最後のGESです。 最初にオバマ大統領は辞任する英国のキャメロン首相と電話で会談したことを聴衆に伝え、「秩序だった移行が行われることを確信し」米国と英国の関係に変化はないと述べました。大統領は「ここ(スタンフォード)はナード(オタク)をカッコ良くする場所」などとジョークを交えながら、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグや若い起業家たちと壇上で起業について話し合いました。

 そして、GESで起業を表彰されたのはヨルダン、ケニア、バングラデッシュ、ベトナム、エジプト、ナイジェリアなどからの起業家たちでした。女性起業家の優勝者は、飲料水を浄化するバングラデッシュのサミーナ・サルワットさんでした。(https://www.youtube.com/watch?v=tdyHRP028Fw&feature=youtu.be 来年はインドでGESが開催されるそうです。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.06.23更新

             Mr.Taira

「三洋電機の米国子会社会長のポストを捨て、独立すると言い出したら、50歳を過ぎて会社を飛び出したところで、三洋の看板がなくなれば明日から飯の食い上げだぞ」と、同僚や上司から諌められながら、投資家に転身された平強(たいら・つよし)さん。今日はシリコンバレー(SV)で活躍中の平さんに、いろいろとお話をお聞きして参りました。(上写真の左:ジェノバ取締役角田さん、青いシャツ:平さん、右奥:CIBEROCのCEO, MURTHYさん、手前の女性:アジア経済研究所の川上博士)

 平さんは96年、ベンチャー投資会社タザンインターナショナルを設立、2000年にスタンフォード大学院のインド系学生5人が始めたジャングリーというサーチエンジンの会社に75万ドルを投資しました。その2年後にアマゾン・ドットコムにジャングリーを2億1000万ドルで買わせたという経歴をお持ちです。 平さんは投資とは「ただお金を渡し、あとはお任せということじゃなく、投資した会社のテクノロジー開発に、根気強くつき合って、どうにか立ち上がるまで面倒を見る」そうです。ジャングリーの方々は「僕らが諦めそうになると、平さんがいや、未だ未だ。絶対に諦めない!と、強力に鼓舞してくれた」と、尊敬されていました。平さんのような方の支えがあるからこそ、SVではスタートアップが大きく化けたり、売却のエグジットが多くあるんでしょうね。  

 平さんは今、データ・セキュリティ企業のCIBEROC、プラスチックに粉末をかけると短期間に土に変わるGXT−Green、データコンプレッションやビジュアルな画像が見える聴診器の会社などに投資されています。CIBEROCの最高経営責任者(CEO)、サンバ・マーティさんは「平さんは技術が大好きで惚れ込んで、腕まくりをして、毎日現場で仕事する、経験豊富なエンジェル投資家」と述べていました。もっと、平さんのことをお知りになりたい方は、平さんの本「エンジニアよ 挑戦せよ」がアマゾンで販売されているそうです。そのサイトは以下のとおりです。https://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4822224651/ref=dp_olp_used_mbc?ie=UTF8&condition=used

投稿者: Ayako Jacobsson