2016.04.23更新

                        MS logo

  昨日はグーグル決算報告の記事を書きましたが、今週も来週もアメリカでは企業の決算発表がたくさんあります。決算報告は3ヶ月間の会社の成績表のようなものですが、株価に繋がります。ですから資本主義社会における企業はどこもテンパって、決算報告をしています。 マイクロソフトは第3四半期の決算の売上げ高が前年同期比で6%下がり約205億ドル、利益が38億ドルでした。クラウド・コンピューティングサービスのAzureとSQLデータベースやハードのサーフェスの売上が好調で、前年同期比より増えてはいますが、全般的に売上げが伸び悩むパソコン事業に足掛かりがあるので、本当に大変です。ご存じのようにマイクロソフトはウィンドウズのサブスクリプションによるプライシングを進めているのですが、PC上のソフトウェアのライセンシング販売が不振で苦労しています。以下で、マイクロソフトの決算報告が聴けますよ。http://edge.media-server.com/m/p/c4szrc6z

                      Surface

 米半導体メーカーのAMDも 決算を発表したのですが、売上高は前年同期比19%減の8億3200万ドル、最終損益は1億900万ドルの赤字でした。 来週はアップルが予定より出遅れて、決算を発表されますが、色々と厳しそうです。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.22更新

                                             Google logo

   グーグルの持株会社のアルファベット(Alphabet)が4月21日、2016第1四半期(今年の1月から3月)の決算を発表しました。売上高が202億5700万ドル、純利益は42億7百万ドルでした。
  最高財務責任者(CFO)のRuth Poratさんは、「前年(172億6千万ドル)より売上高が増え、とくにモバイル検索が好調」と述べております。グーグルの広告収入は16%以上増えて、広告クリック数が前年同期比で約3割の増加でした。 しかし、オンライン広告の伸びが遅くなっているので、クラウド・サービスなどに力を注いでいます。Google CEOのSundar Pichai氏はクラウドや「クライメート・チェンジや癌研究に使われるAI」のことを強調していました。
  アルファベットは子会社の手術ロボットを開発中で生命科学研究のVerily(元グーグルライフサイエンス)、グーグル・ファイバーなどへの投資を増やし、 約2300人社員を新たに採用しています。
 以下のURLでQ1 の2016Earnings Callが聞けます。https://www.youtube.com/watch?v=I9Q4_IhOpYM

                   2006 Q1 Earnings

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.22更新

                       starbucks 

  最近、ベイエリアの学生たちは図書館に行かず、カフェで勉強してます。例えば世界に2万3千5百店以上の店舗を誇るワシントン州シアトル本社のスターバックス(Starbucks)ですが、店舗開店中は WiFiが無料で時間制限もなく使えるので、特に大学周辺のスタバは試験前、学生たちが一杯です。 利用方法は超簡単で、WiFiのネットワーク名がGoogle Starbucksで、パスワードを入れる必要もありません。接続通知後、利用規約をアクセプトすれば良いだけです。ただ直営店ではなく、小売店併設のスタバではWiFiが使えないこともあるので、WiFi目的でスタバ利用の際は、入店前に必ずドアの前にあるWiFi Freeのサインを確認した方が良いでしょう。

                      peet's

 スタバのライバル、カリフォルニア州バークレー本社のピーツコーヒー(Peet’s Coffee & Tea)は味がスタバより良いという学生も少なくないのですが、WiFiが2時間制限の店舗が多いそうで、長時間カフェでネットを使いたい学生は、味よりスタバをチョイスしておりました。 カフェの便利さから、投資を旨とするベンチャー・キャピタリストの方でも専属オフィスを持たず、カフェで仕事する方もいらっしゃいます。地元紙のサンノゼ・マーキュリー・ニューズによりますと、元クライナー・パーキンスのパートナーだったアイリーン・リーさんは2012年にカーボーイ・ベンチャーズ(http://cowboy.vc)を始めました(ちなみにクランチベースによると同VCは9500万ドル資金調達しているとか)。事務所を借りる賃料が高いので、サンフランシスコやパロアルトのカフェで仕事をされているそうです。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.21更新

      インテル

  インテル・インサイドでお馴染みの世界企業インテルが、社員の1割以上に相当する1万2千人を、これから削っていくそうです。インテルのリストラクチャリング は、パソコン向けの事業からデータセンターやIoT(モノのインターネット)に事業を移すという、ブライアン・クルザニッチCEOの固い決意が背景です。

      インテルCEO

  インテルのデータセンター事業は今年第一四半期の1兆5千70億円の売り上げのうち、なんと今や約3割を占めるほど伸びています。IoT部門も全体に占める割合は4%と小さいとはいえ急成長しており、前年の同じ時期と比べて2割以上の売り上げを伸ばしています。 反面、クライアント・コンピューティング事業は売り上げの6割台から5割台とへと減ってきているのです。古くはIBM、ソニー、HPとパソコン事業から離れていく企業が続出なのは、世界でのパソコン出荷が減っているからでして。米IT調査企業の ガートナーによれば、2015年の第一四半期と比較すると約9.6%も出荷台数が落ちたそうです。パソコンを買うより、世界市場では携帯を買うのがトレンドのようです。

      ガリレオ

  これから5Gのモバイルやロボット、人工知能、運転しなくても良い車とか、次々に進化していく技術の世界に対応するため、色々な企業の動きがありそうです。我々労働者も知的武装をどんどん進めないとヤバイことになりそうです。皆さん、リストラ対象にならないように、頭を使って頑張りましょう!

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.20更新

    食事が決め手

 前回は求職しているデベロッパーの立場からの記事でしたが、逆の立場として、優秀なデベロッパーを雇いたいという企業採用者はどうすれば、能力のある学生を魅了できるかを少し書かせてください。 アマゾンから働かないかと言われたカリフォルニアの電子工学専攻の学生が、シアトルに向かいました。もちろん飛行機代はアマゾン持ちです。サンフランシスコ国際空港に戻ってきた学生は「絶対に働きたくない」と断言しておりました。その理由はランチ代を自分で払わなければならない!と、驚いたからです。シリコンバレーのベイエリアでは、ソフトウェア・エンジニアが求職の条件に、フリー・フードを条件に入れるケースが多いです。デベロッパー関連のミートアップやイベントでも、最低ピザとビールが出るのがほとんどです。グーグルの美味しい無料フードは有名ですし、スタートアップでもスナックやソーダ程度は用意しているのがシリコンバレー企業。コード書きで忙しく、料理などに時間を無駄にしたくないのでしょうね。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.20更新

    食事が決め手

 前回は求職しているデベロッパーの立場からの記事でしたが、逆の立場として、優秀なデベロッパーを雇いたいという企業採用者はどうすれば、能力のある学生を魅了できるかを少し書かせてください。 アマゾンから働かないかと言われたカリフォルニアの電子工学専攻の学生が、シアトルに向かいました。もちろん飛行機代はアマゾン持ちです。サンフランシスコ国際空港に戻ってきた学生は「絶対に働きたくない」と断言しておりました。その理由はランチ代を自分で払わなければならない!と、驚いたからです。シリコンバレーのベイエリアでは、ソフトウェア・エンジニアが求職の条件に、フリー・フードを条件に入れるケースが多いです。デベロッパー関連のミートアップやイベントでも、最低ピザとビールが出るのがほとんどです。グーグルの美味しい無料フードは有名ですし、スタートアップでもスナックやソーダ程度は用意しているのがシリコンバレー企業。コード書きで忙しく、料理などに時間を無駄にしたくないのでしょうね。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.19更新

            ヤングデベロッパー

 グーグルで働きたいと思った某有名大学で電子工学と認知科学を専攻する大学2年生が 、9月にグーグルのサイトにアクセスし応募しました。スカイプやEメールで選別された後、技術や技術以外の質問があって、グーグルの採用担当官らとの直接面接など合計約6回の面接の後、インターンシップを得ました。グーグルでインターンとなるのは、スタンフォード大学やハーバード大学に入るより、困難という話もあるほどです。同学生はソフトウェア・エンジニアのインターンとして、グーグル・オート(グーグルの自動車向けOS部門)に配属され、 月に7千ドル前後の給与を得ました 。それ以降、夏休み(アメリカの夏休みは学年の最後にあって、約3か月と長いです)の度にグーグルでインターンシップを続けたのですが、インターンシップが始まる前に常に数回の面接があったそうです。卒業を控えての本採用の時は、既にインターンとして実力を見せていたにもかかわらず、約5回の面接が行われたそうです。同学生は今、グーグラーとなり、年に約1千5百万円を得ています。グーグルでインターンシップを得るには、早い時期の6月頃から応募するのが決め手とのこと。 シリコンバレーで有名な企業で働いている人々が最初に仕事を得るきっかけは、上記のようにインターンシップから入っているケースが非常に多いです。知り合いの元HPの副社長もUCLAでコンピュータ・サイエンスを専攻する学生時代、同社でインターンをしていました。 ただ、インターンと称して、学生たちにタダ働きさせる企業もあるそうですから、飛び込む前に先輩に聞いたり、ネットなどでよく調べた方が良いのはアメリカでも日本でも同じことでしょう。お気をつけください。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.19更新

            ヤングデベロッパー

 グーグルで働きたいと思った某有名大学で電子工学と認知科学を専攻する大学2年生が 、9月にグーグルのサイトにアクセスし応募しました。スカイプやEメールで選別された後、技術や技術以外の質問があって、グーグルの採用担当官らとの直接面接など合計約6回の面接の後、インターンシップを得ました。グーグルでインターンとなるのは、スタンフォード大学やハーバード大学に入るより、困難という話もあるほどです。同学生はソフトウェア・エンジニアのインターンとして、グーグル・オート(グーグルの自動車向けOS部門)に配属され、 月に7千ドル前後の給与を得ました 。それ以降、夏休み(アメリカの夏休みは学年の最後にあって、約3か月と長いです)の度にグーグルでインターンシップを続けたのですが、インターンシップが始まる前に常に数回の面接があったそうです。卒業を控えての本採用の時は、既にインターンとして実力を見せていたにもかかわらず、約5回の面接が行われたそうです。同学生は今、グーグラーとなり、年に約1千5百万円を得ています。グーグルでインターンシップを得るには、早い時期の6月頃から応募するのが決め手とのこと。 シリコンバレーで有名な企業で働いている人々が最初に仕事を得るきっかけは、上記のようにインターンシップから入っているケースが非常に多いです。知り合いの元HPの副社長もUCLAでコンピュータ・サイエンスを専攻する学生時代、同社でインターンをしていました。 ただ、インターンと称して、学生たちにタダ働きさせる企業もあるそうですから、飛び込む前に先輩に聞いたり、ネットなどでよく調べた方が良いのはアメリカでも日本でも同じことでしょう。お気をつけください。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.19更新

            ヤングデベロッパー

 グーグルで働きたいと思った某有名大学で電子工学と認知科学を専攻する大学2年生が 、9月にグーグルのサイトにアクセスし応募しました。スカイプやEメールで選別された後、技術や技術以外の質問があって、グーグルの採用担当官らとの直接面接など合計約6回の面接の後、インターンシップを得ました。グーグルでインターンとなるのは、スタンフォード大学やハーバード大学に入るより、困難という話もあるほどです。同学生はソフトウェア・エンジニアのインターンとして、グーグル・オート(グーグルの自動車向けOS部門)に配属され、 月に7千ドル前後の給与を得ました 。それ以降、夏休み(アメリカの夏休みは学年の最後にあって、約3か月と長いです)の度にグーグルでインターンシップを続けたのですが、インターンシップが始まる前に常に数回の面接があったそうです。卒業を控えての本採用の時は、既にインターンとして実力を見せていたにもかかわらず、約5回の面接が行われたそうです。同学生は今、グーグラーとなり、年に約1千5百万円を得ています。グーグルでインターンシップを得るには、早い時期の6月頃から応募するのが決め手とのこと。 シリコンバレーで有名な企業で働いている人々が最初に仕事を得るきっかけは、上記のようにインターンシップから入っているケースが非常に多いです。知り合いの元HPの副社長もUCLAでコンピュータ・サイエンスを専攻する学生時代、同社でインターンをしていました。 ただ、インターンと称して、学生たちにタダ働きさせる企業もあるそうですから、飛び込む前に先輩に聞いたり、ネットなどでよく調べた方が良いのはアメリカでも日本でも同じことでしょう。お気をつけください。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.19更新

            ヤングデベロッパー

 グーグルで働きたいと思った某有名大学で電子工学と認知科学を専攻する大学2年生が 、9月にグーグルのサイトにアクセスし応募しました。スカイプやEメールで選別された後、技術や技術以外の質問があって、グーグルの採用担当官らとの直接面接など合計約6回の面接の後、インターンシップを得ました。グーグルでインターンとなるのは、スタンフォード大学やハーバード大学に入るより、困難という話もあるほどです。同学生はソフトウェア・エンジニアのインターンとして、グーグル・オート(グーグルの自動車向けOS部門)に配属され、 月に7千ドル前後の給与を得ました 。それ以降、夏休み(アメリカの夏休みは学年の最後にあって、約3か月と長いです)の度にグーグルでインターンシップを続けたのですが、インターンシップが始まる前に常に数回の面接があったそうです。卒業を控えての本採用の時は、既にインターンとして実力を見せていたにもかかわらず、約5回の面接が行われたそうです。同学生は今、グーグラーとなり、年に約1千5百万円を得ています。グーグルでインターンシップを得るには、早い時期の6月頃から応募するのが決め手とのこと。 シリコンバレーで有名な企業で働いている人々が最初に仕事を得るきっかけは、上記のようにインターンシップから入っているケースが非常に多いです。知り合いの元HPの副社長もUCLAでコンピュータ・サイエンスを専攻する学生時代、同社でインターンをしていました。 ただ、インターンと称して、学生たちにタダ働きさせる企業もあるそうですから、飛び込む前に先輩に聞いたり、ネットなどでよく調べた方が良いのはアメリカでも日本でも同じことでしょう。お気をつけください。

投稿者: Ayako Jacobsson

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