2016.04.06更新

                       JenHsunHuang

  黄緑のコーポレート・カラーで飾られ、黒色が何かと目立つサンノゼ・コンベンションセンターですが、昨日4月5日(米西海岸時間)、NVIDIAのジェンスン・ファン(Jen-Hsun Huang) 社長兼CEOの基調講演がございました。ファン社長の出立ちは、いつもの革ジャンに黒シャツ。しかし、何か、CES2016での講演の時より、気合いが入っている感じの滑り出しでした。そうなんですねー。1500億トランジスタを集積したAI(アートフィシャル・インテリジェンス=人工知能)のための新 GPU、Tesla P100を数年かけて開発したと、社長が発表しましたぁ。Tesla P100を搭載したマシーンは2017年第1四半期に出るそうです。続いて、Tesla P100を8個組み込んだ世界一早いディープラーニング用スーパーコンピュータ、DGX-1(お値段$129,000=約1400万円)も発表なさいました。しかし、Teslaというネーミングって某車を思い出させますが、全く違う商品なので、ま、良いのでしょう。「1台でデータセンターのような、スパコンDGX-1は買い得だ。社内を説得しなければ 」と、 日本の某大企業の方が仰っていらっしゃいました。ま、使ってみればどんなに凄いのか分からないかもしれないですが、NVIDIA単独でこんな大掛かりなイベントを開催し出かすとは、かつてのNEC (何時の?)のような勢いがあるなぁと一人感慨(勘違い)に浸りました。

                      DGX-1

投稿者: Ayako Jacobsson