2016.06.08更新

          RockPaperScissors

 チェスで人間を負かしたIBMコンピュータですもの。次はあなたとジャンケン勝負! 人はApache Spark (アパッチ・スパーク)によるロボットを、倒すことができるのでしょうか? 賢い!データベースのIBM Cloudant(http://www-01.ibm.com/software/jp/info/cloudant/)、機械学習、Apache Sparkから構成され、グー・チョキ・パー・チャンピオンを目指すロボット君です。(写真上)

 VRヘッドセットのオキュラス・リフトやジェスチャーでコンピュータを操作できるリープモーションなどの新しいツールを使い、Apache Sparkで3DのVR(仮想現実)のプレゼンです。(写真下左)

 多くの企業にとって重要なのは、ユーザーベースを理解することであり、Apache Spark使用し、ターゲットとするキャンペーンを行うそうです。特に大規模コミュニティ検出に有効で、ツイッターなどのサービスではほぼリアルタイムで世界中のイベントに関し、大グループの意見を研究するために有効です。Twitterのような大量データから、洞察のある有効なデータを得ることは大変なのですが、特定のトピックの周りに、ユーザーのコミュニティを探索するインタフェースを出すデータアプリケーションを作ったそうです。反目するトピックは、ユーザーのネットワークを生成しているので、話題を定義するユーザー・クエリをベースに関連する用語を定義してみます。これから、トピックに関するユーザー間での同調の意見を表すユーザーの会話グラフを生成するとか。コミュニティを検出するアルゴリズムは、同グラフで検出し、トピックに関する各コミュニティの研究を可能にするそうです。Twitterの1割のランダムなサンプルからフィルターし、Apache Sparkがデータを扱うのに使われるそうです。(写真下中)

 ソフトウェア込みのクラウド環境、IBM Bluemix(http://www.ibm.com/cloud-computing/jp/ja/bluemix/)のデモは、ダッシュボードやヒートマップが特色で、小売店のショールームの全フロアで販売活動の分布を見せました。また、iPadのベースのアプリで営業担当者が、小売で良い意思決定ができます。(写真下右)

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.06.07更新

          IBM and Spark

 今日6日月曜夕方、午後5時半から9時半まで、サンフランシスコのダウンタウンで、カリフォルニア大学バークレー校のAMP研究所によって開発されたApache SparkのイベントがIBM主催で開かれました。オープンソースのクラスターコンピューティングのフレームワークであるApache SparkはJava 、Python、 Scala、 Rなどの言語に対応し、Amazon EC2、Hadoop Yarn そしてスタンドアローンなどでも動きますよ。 結構早めに行ったと思ったのですが、凄い人の列でした。

 まあ、プレゼンやレクチャーが聞けるだけでなく、技術本で有名なオライリー出版社の”Learning Spark”という本が無料で貰えるだけでなく、共同著者のHolden Karauさんの署名まで頂けまーすっていうんですから。 1911年設立のIBM、売り上げはグーグルやアップルなどに次ぐとはいえ、Big Blueはなさることが太っ腹でございます。ええ、次々に列に並んで、Learning Spark本ともう直ぐ日本にいらっしゃるという著者のMr. Holden Karauの自筆サインを頂きましたよ。Thank you!

 アパッチ・スパーク・メーカー・コミュニティ・イベント(Apache Spark Maker Community Event)は、プレゼンでIoTあり、GPUあり、分子医学あり、3DのVRあり、マシーン・ラーニングあり、ジオ・ロケーション、ロボットまでお出ましで、これは十羽一絡げにまとめられませんです。それぞれどのような感じでいらしたのか、明日、そして明後日(ひょっとして)に乞うご期待下さい!

投稿者: Ayako Jacobsson