2016.02.04更新

       fitbit

Fitbitの製品群

  スタートアップから大きく育っていった フィットビット(Fitbit)も腕につける製品だけでなく、ネックレスのような製品を出しています。米国人女性デザイナー、トーリー・バーチ(Tory Burch)と提携し、お洒落な製品化を図っています。しかし、フィットビット製品でメディアの注目を集めていたのは「Fitbit Blaze」です。カラーのタッチスクリーンがあり、ステップ、心拍数、及び他のワークアウトを測定することができます。一日のアクティビティの記録を行うほか、ユーザーのエクササイズの段階を、オンライン上で引き上げるように設計されています。まるでワークアウトのパートナーのようにステップ・バイ・ステップで手順が指示され、さらにウォームアップが8分、7分のエクササイズ、10分の筋トレの3つのトレーニングは、アプリやスマホさえ必要なく、いつでも無料でBlazeから見聞きできるそうです。スマホのGPS機能に接続して、距離やペース、分刻みのスプリットタイムをリアルタイムで記録し、効率的なエクササイズが実現できるとか。運動後は、 Fitbitアプリのダッシュボードに自動で同期され、記録されます。リストバンド型の継続的な心拍数計測機能のPurePulseは、シンプルな心拍数表示により、簡単に運動強度を保ち、より正確なカロリー消費を記録し、 胸のストラップなしで、安静時の心拍数や一定期間の心拍数のサイクルを計測、一日の健康状態を知ることできます。サイクリング、カーディオ、ランニング、ウェイトトレーニング、ヨガなど特定のアクティビティを記録し、追跡し、心拍数も記録。1週間毎の運動目標にも追加記録が可能とのこと。着信コール、メッセージ管理、スマホからの音楽も聴けます。今年後半に発売予定で、$ 199.95だそうです。

 

 

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.02.04更新

 半導体メーカーで、シリコンバレーの先駆け的な存在といえば、 インテルですが、研究開発に力を入れています。超小型設計のCurie™ は極小コンピュータといえるような性能を持ちながら、安価なので、ウェアラブル製品に最適です。ところで、私はインテル開発の腕時計を頂いたのですが、これが厚みがあって四角く、とても身に着ける気がしませんでした。そのインテルがスイスのウオッチメーカー、タグ・ホイヤーと提携しました。また、アメリカを代表する時計ブランドのFossilとも提携しました。ファッション性でいえば、IT開発に命を捧げているギークな方々と、デザイナー系はベクトルが真逆です。しかし、ハードのデザインに着目し、ユーザーに受けて成功していったのがアップルです。倒産直前だったのが嘘のようで、現在はご存知のように破竹の勢いです 。アップルの先例に学んだのか、最近はシリコンバレーの企業も、製品開発でファッション性が大事だと気付き、IT製品の、とくにウェアラブル製品のファッション化が 進んでいます。自社だけでは無理なのか、多くがデザイン会社と業務提携中です。

        intel

     Intel + タグ・ホイヤー

 インテルはスポーツやライフスタイル向けのブランド、オークリー(Oakley)と共にスマートなゴーグルを開発しています。ゴーグルのレーダー(Radar)という製品には、 インテルのコンピュータ・チップCurieが埋め込まれており、ユーザーの動きを視覚的に追跡し、MP3でこう動いたらとリアルタイムでコーチする製品です。発売は今年後半だそうです。 インテルはスポーツメディアのESPNとオーストリアの清涼飲料メーカー、レッドブルとパートナーシップを結び、BMXバイクとスノーボードにチップを組み込み、スマート化した製品を開発しました。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.02.03更新

 大手企業のヘルス関係の動きですと、Samsung(サムスン)が、 ウェアラブル心電図パッチのプロトタイプを披露しました。基調講演で、サムスン 電子社長の洪元杓博士 が、自分のフィットネスの行動をサムスンのインターネット上で追跡しました。「我々のテクノロジーはさらに小さくなり、効率良く接続できるので、 生活の中で使われる全ての物に知性をもたらします。一例としては、バイオ・プロセッサーとヘルスケアのためのモバイル向けチップセットを全て一体化して組み合わせることが出来るのです。このバイオ・プロセッサーは、あなたの心電図を監視し、あなたのハートをチェックします 。あなたの呼吸を測定し、あなたの体重を追跡します。これは、医療に強いIoT(モノのインターネット)を成長させる 最初のステップと言えるでしょう。」  ところで、SamsungはマイクロソフトとIoTで提携することを発表しました。「オープンと標準なプロトコルを使って、何百万もの端末やIoTを連携させる」と、マイクロソフトのテリー・マイヤーソン上級副社長が述べました。

                                       sam

                                                                                          サムソンCES講演

Samsungの洗濯機や冷蔵庫などのIoT対応製品には、Windows 10の「Windows 10 IoT Core Pro」のOSを使って、スマートホームを構築する方向性だそうです。ベルトのバックルにトラッカーをつけたスマートベルトも出ていました。

                                      W

                                                                                           スマートベルト

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.02.03更新

 今年のCES 2016で目立ったのは、スマートホームやガジェット、コネクティッド・カーもさることながら、ヘルスケアに関する医療のIT技術です。また、ウェアラブルの世界での今年の出荷台数は11,110万台に達し、昨年の8000万台から44.4%も上回るとIDC(インターナショナル・データー・コーポレーション) は予測します。代表的な製品であるスマート・ウォッチの出荷台数は2016年に世界で3,430万に増えると、IDCは発表しました。ちなみに2015年の出荷台数は2,130万でした。

                                                      C

                             

投稿者: Ayako Jacobsson

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