2016.09.01更新

               JINS SF SJ

                                (Left 2 photos from SF, Right 3 photos from San Jose)

昨晩、およそ1ヶ月後にオープン予定のJINSサンノゼのバリーフェア店、そして今日は米国初2015年4月に開店したサンフランシスコ店にも行ってまいりました。来月はロサンジェルス店、パサデナやシャーマン・オークスにもオープンするそうです。店舗オペレーション・マネジャーの須田真宗氏によれば「日本国内には300店、中国では既に約80店舗もあって、これから増える」そうです。

私は日本に行く度に、櫻井翔氏宣伝のJINSメガネを成田のイーオンや品川店で作っておりました。検眼から作成まで30分内外で出来るし、パソコンのブルーライトをカットするメガネや、暗い場所になるとサングラスに変わる製品など、ユニークな商品開発が気に入っていたからです(ええ、かつてトータルで最低5個は持っていましたが、壊れや紛失で今3個です)。

そんな訳で、JINSは知ってるつもりだったんですが、いやーサンノゼ店に行ってビックリしました!検眼で目薬をささなくても、目の裏側というか眼底までチェックできる最新装置や、レンズ自動加工機とか、最新設備のオンパレードでした。店内併設の20/20 Nowによるサービスで、眼科医がその場にいなくてもオンラインで検眼できるシステムが用意されています。「サンフランシスコのユニオンスクエア店にも行ってみてください。1時間に63本レンズを自動加工できる装置があるんで、ぜひ!」と、須田氏のお推めもあり、訪れてみました。

アメリカの眼鏡市場は日本の約6倍の20億ドルだそうです。ただ、カリフォルニア州都のサクラメントの行政府から許可を得たり、店舗をJINS風にするには日本や中国よりも、カリフォルニアでは許認可に相当時間と資金が必要な上、労賃も高くて大変だとのことでした。JINSの強みは種類が豊富で、手頃な価格で、会計後に30分で出来ることだそうです。

ただし、日本の旅行者や企業派遣の方々は「JINSの検眼は日本では無料なのに、なぜ検眼に$50前後かかるの」と、驚く人もいらっしゃるそうです。ですが「こちらでは専門医が検眼した書類がないとメガネは作れないと法律があるので、20/20 Nowの眼科医が行う検眼なのでご理解いただきたいです」と、店舗内で働くスタッフの方。日本とは違う規則や難しさもあるでしょうが、 アメリカ市場では「派手にやっていくのではなく、地道に着実に伸びて」いく方針とのことでした。

投稿者: Ayako Jacobsson