2016.03.29更新

 ここからどうやっていいのでしょうかー。周りはコード書きの精鋭ばかりな感じで、ひく〜。あっ、紙切れ一枚の指導書が机にございました。(ここにその全てを載せたいところですが、著作権がどこか分からないので、残念ながらこちらには書けないのです。)ま、要するにGE Digitalのサイトに行って、指示に従ってコーディングしましょうということで。幸い、GE Digitalから先生(インスペクター?)が3、4人(/25人)いらして、手を挙げると、お教えに来て下さいます。なんと、サイトにはGithubのコードもあります!しかし、GE Digital Predixのサイトの画面内をあちこち移動して、 書く訳ですから、そのうち、未熟な私には指示が同じように見えてきました。「難しー!!!」もっと修行して、このイベントに参加すべきだったです。

      サンカー

 あまりの私の出来の悪さに、20年のコード書きベテランのサンカー(Sankar)氏が、色々とご指導を下さる ようになりました。で、同氏はせっかく用意してきたJavaのコード書きの外部環境を必要がないと、お閉じになりました。何やってんだろうなーと、ホント思いましたよ。 部品の裏側に部品名があることなどをGEの方々に聞きながら、ボードに線をつなげたり、指示通りコードを書いたりしていましたが、自分でやると遅い、遅すぎる。車で来ていないので、帰りの公共交通機関のことが気になってきました(何せ夜は危険地帯となるオークランドを超えて、帰らなければならないので)。面倒見の良いサンカー氏はTake Overなさって(というか、やはり餅屋は餅屋にお任せし)、なんと!最後までやって下さるというか、やらせたというか。しかし、同氏はこのシステムを書かれたのではないようで、同僚の方々にちょっとご質問をなさっていらっしゃいました。コードをお書きになられる方々はチャレンジがお好きなようです。 横から見ていると、人間がコードを書くと、機械というかボード、アマゾン・ウェッブ・サービシズ(AWS)、システムが答えてくる、その遣り取りがとても美しいと、覗き込んでガチ見ておりました。コードを書いて、クラウドに上げて、最後に到達すると機械が「ビー」と、鳴るんですね。インダストリアル・プログラミングを完成させた一番手は、若そうな黒人の女性プログラマーでした。

 サンカー氏のご活躍で、5番目ぐらいでビーと鳴らせることが出来、帰宅を急ぎました。が、道中最後の市バス最終便をすんでのところで乗り逃し、45分ぐらい歩いて帰り、真夜中近くに到達。貴重な体験を頂いた一日でしたが、ヒトの命令なければ、タダの箱じゃん、コンピュータ。コード書けなきゃIoTどころじゃないなーと、機械語の重要さを切に感じました。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.03.26更新

親父さんはガリレオでした

                       Galileo

 IoTコード書き会場は、SFディベロッパー・ウィークでハッカソンがあった、コード教育機関のガルバナイズ(http://www.galvanize.com)地下。怖いな〜早く帰りたいな〜というネガティブな気持ちと、ワクワクする気持ちを隠し、まずは教室端に置いてあったピザの箱々に向かいました。お、この箱はGENOVA Lab 社側のEscape From New York Pizzaのピザではないですか。蓋を開けると、チキン、ベジタブル、パイナップル&ハムとか色々ありますねーと迷っていると、インド人のコーダーが話しかけに来るしーというか、こちらから嬉しくて話かけました。「今日、初めてJavaでHello Worldに成功しましたぁ!」というと、彼は「私はJavaを含め、20年間プログラムを書いてます」とおっしゃるではないですか。ひょっとして、Javaを教えてもらえるかも、シメシメ。で、「会社、サンフランシスコですか?」と聞くと、「いえ、サンフランシスコより東のサンラモンで、GE Digitalです。」ヤッバーぃ、インスペクターの方。話さなければ良かった。でも、既に時遅しです。講習も始まりました…。で、ベジとチキンピザ2つを持って、席に行きました。

 机の上にはサングラスをかけたヒゲの親父さんが描かれた青い箱と、繋げる電気線などが入った緑のプラスチックのケースが。青い箱にはインテル・ガリレオ(intel Galileo)のロゴがありました。分からないことは、すべてグーグルのお世話になりましょう! 早速バックパックからパソコンを取り出し、ググるとインテル・ガリレオとは、IoTの開発ボードとあります。箱を開けて取り出すと、プロセッサーやらゲジゲジのような足やらピンやら何やらが乗っかっているボードでした。(日本ではガリレオは以下のURLで買えるようです。http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/do-it-yourself/where-to-buy.html)

                    intelgalileo

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.03.25更新

高度にコードな晩に備える

        ハローワールド

 3月23日はGEのIoT (モノのインターネット)コード書きイベントが、サンフランシスコのダウンタウンで午後6時からありました。恥ずかしながら私、技術会社にお世話になりながら、今までの人生でコードを書いたことが一度もありません(文字は一杯書いているくせに)。恐ろしいことに、参加するイベントはIoTをプログラムで作る25人だけの無料のクラスなのです。 お世話になっている開発の皆さまにレポートを書く立場なので、ちょっと知っていなければとも思いました。数日前、私の書いた文字版の三〇枚のレポートが、中国の社員の方から開発型の5枚のシャープな評価レポで帰ってきたこともあり…。ええ、コーダー(コードを書く人)はやはりカッコイイです。以上のような訳で 仕事を終えた後、 Googleで借りてきたビギナーズ・フォー・JavaScript を自宅で毎晩読みながら、いつの間にか寝てるという日々を続けたのです。で、UI画面からターミナルに行けるようにはなりました!えっへん!(コード画面とググれば直ぐに出てくるだけなのに…。) パソコンの画面を捲ると、沢山のコードが。Developer様の仕事の成果が、パソコンの世界を一杯背後で支えているんですね。

 23日当日、念のために参加条件を読み直しました。1)APIが何かを知っている。2)JavaでHello Worldが書けることーって!え、JavaScriptではないの!?ググるとJavaはプログラム中のプログラムで20年以上の歴史がり、JavaScriptより習得が困難とあるではありませんか!恥はかきたくないし、逃げたくもない。どうなることやら。おそろし〜。上司の許可を無理矢理得て、「今付け焼き刃でJavaかじってまーすぅ。」

2時間で無理矢理、Java でハローワールド!

        リッチさん

 Javaどうやっていいのか、全く分からない。でも、このサンフランシスコのオフィス近辺にはDeveloper様がたくさんいらっしゃる。手当たり次第、「Are you a JAVA developer?」と聞き、オラクルのサイトからJavaをダウンロードし、エクリプス(Eclipse)という無料なJavaの開発ツールをダウンロードし、インストールすれば良いとわかりました。しかし、最新版のJavaなのに、バージョンが古いとエクリプスが文句を言って、オープンできず、先に進めません。お聞きしたDeveloper様は、会議でいなくなり、他のDeveloper様を急遽探すことに…。英国人デベロッパー、リッチ様 が助けてくれました!幸運なことに、リッチ様が働く会社はIoT専門とか。リッチ様は残っていた古いJava6をなんと!ターミナル画面から破棄し、最新版のJava8をダウンロードしたのにエクリプスが反応してくれません。もう、ダメなのでしょうか???結局欠けたエクリプス(日食)を破棄し、無料版のInteliJ IDEA CEをダウンロードし、使いました。おおお!書ける書ける〜〜。へぇ、ビルド(Build)にラン(Run)で動くんですね!新鮮な世界! 初めてのHello World in Java code。成功で〜す (しかし、これ以上複雑なことはできそうにありません)。もう、嬉しくて、世界が変わって見えますです。これで参加資格はゲットしました。

投稿者: Ayako Jacobsson