2016.04.06更新

       MSの仲良し3人組 

 最近、とても元気印のマイクロソフトですが、サンフランシスコ南東のテネシーストリートでエッジ・ウェッブ・サミットを昨日(4月4日)開催しました。Microsoft EdgeというのはMSが約1年前に立ち上げた新しいブラウザーです。EdgeHTMLやBrowserのSecurity、Authentificationなど学べることが非常に多かったのですが、自分的にはウェッブとMobileデバイスのリアルタイム・コミュニケーションのセッションとクラウド通信企業Twilioのマーク・ロバーツさんのプレゼンが面白かったです。

       マーク・ロバーツ

Twilioはソフトウェア・デベロッパーが自社のWebサービスのAPIを使い、電話やテキストメッセージの送受信をプログラムすることを可能にしています。マークさんはTwilioのSDK(ソフトウェア開発キット)のORTCの意義とプログラミングを会場で具体的に公開されたのが面白かったです。ジェフ・ローソンCEOもお喜びのことでしょう。

                   TwillioCEO

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.05更新

       koen

 春爛漫のベイエリアでは、4月からイベントが目白押しです。今日から今週末はサンノゼ会議センターでGPU(CPUのグラフィック版)テクノロジー・コンフェレンスがあり、サンフランシスコではマイクロソフトのエッジウェッブサミットがあります。SF大会場のモスコーニでは4月19日から22日までアカデミー・オブ・マネージド・ケア・ファーマシー・コンベンション(Academy of Managed Care Pharmacy Moscone West Convention)、 4月24日から29日まではサムスンがデベロッパー・コンフェレンス(Samsung Developer Conference)を行います。 サンフランシスコより南へ約70kmの場所に所在するサンタクララ・コンベンションセンターでは4月13日から14日までオープン・サーバー・サミット(Open Server Summit 2016)  があります。以下のクールな自動運転車(Self-Drive Car)は、サンノゼ会議センター(正式名称サンノゼ・マッケンナリー・コンベンションセンター)で開催されるGPUテクノロジー・コンフェレンスからです。ちなみに上の男性の写真は、先週行われたオライリーのストラタ+ハドゥープの基調講演からです。

       driverlesscar

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.02更新

Esgynintelmedical

  4日間に渡って開催されたStrata+Hadoop World, San Joseでしたが、実践的なAIのシステムの作り方やHadoopのサイバーセキュリティ、アナリティックスの基調講演から、NPRのラジオ番組を持つ著名なコメディアンのPaula Poundstoneさんが会場を笑わせまくったり…。ランチで隣り合わせたのが、HPからスピンアウトしたビッグデータ・プラットフォームのEsgyn社CEOのMr. Schaubleだったり。大規模なテントでパーティがあり、そこでビッグデータ解析を扱う方々のユーザーベースでの本音も聞けましたよ。医療関係で増え続けるデータをどう扱うかをディープラーニングを使って、カリフォルニア大学等の方々が研究発表していましたし。展示会場では今、データやAI関連だけでなくVRなど展示もありました。コードに関しては、どのコンピュータ言語が良いかをソフトウェア・エンジニアの方に色々聞けたりもしました!

VRSTdatoAWS

 オライリーって、イベント構成が本当に上手いなと感心したサンノゼでのStrata+Hadoopでした。これからロンドンでは5月31日から6月3日まで、北京では8月4日から6日まで、ニューヨークでは9月26日から29日まで、シンガポールでは12月1日から3日まで開催されます。早く日本でも開催されるようになると良いですねー。

chinadata 

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.04.01更新

  GoogleTensorFlowMr. Sato

 巨大なDataに取り組むこのイベントも、 今日でStrata+Hadoop Worldサンノゼ会場での最終日を迎えました。アメリカからだけでなく、世界からディベロッパーの方々、データーサイエンスの方々、AI などの研究者、起業家やビジネスパーソンで賑わうこのイベントにも、日本人の方々が活躍なさっております。例えば、東京都港区六本木からは、グーグルの佐藤一憲氏が、コード書きが減るTensoFlowを講演するアーミー(Amy Unruh)さんと共に、会場一杯の聴衆を前に英語で講演を行いました。

           Mr. Okamoto

 また、ヤフー株式会社のデータ&サイエンスソリューション統括本部のデータインフラ本部岡本慎一郎氏も盛り沢山の講演を聞きながら、日本一データを持っているヤフーに無料のオープンソースでどうデータを解析するのかを懸命に思考されていました。また、大手電気通信会社や同研究機関からも参加されており、これから日本のデータがアメリカ企業とのコラボや独自開発でどう解析されていくのかも、興味深いところです。日本人を含む世界からの参加者の方々が、Strata+Hadoopにオープンマインドで、多くの情報交換で会を盛り上げられたことに感謝しつつも、データ解析やディープラーニングなどが医療などで人の為に役立ち、変なことに使われないことを切に望みます。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.03.31更新

クラウデラ

増え続けるデータの最新情報が得られるStrata+Hadoop会議なのですが、情報満載で正直まとめるのが大変ですよ〜と、愚痴ってしまいました。だって基調講演もさることながら(ライブで見れますhttp://conferences.oreilly.com/strata/hadoop-big-data-ca)、アマゾンのAWSあり、EMC、Google、Netflix, Cloudera、IBM、MS、eBay、Dell、SASといった企業だけでなく、MIT、University of California、USCといったアカデミックな講演もあるので。

GPSデータ

GPSのアナライズもありますし、データサイエンティストを募集するジョブボードもあり、ディズニー、マイクロソフト、トヨタ、ネットフリックス、インテルさんとかが雇用されています。本当にホットなんですねー。

仕事が一杯

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.03.30更新

 技術書で知られるO'Reillyがシリコンバレーの著名な企業と一緒に、この月曜(3月28日)から木曜31日まで、サンノゼのコンベンション・センターで、 Strata+Hadoop World会議を開いております。月曜は夕方まで主にビック・データのトレーニング、今日火曜はトレーニングとチュートリアル、水曜は基調講演とセッション、木曜は基調講演とセッションでございます。   

                                Strata

 現在、センサーがあちらこちらでデータを集め、世界でデータ量が爆発的に増えています。データが持つ価値を解明する方法は、未確定なので、ビッグデータのためののソリューションを考え、プラットフォームを提供しよとする試みのためのイベントです。米国ではビッグデータが重要視されていることがよくわかる映像が昨年のオバマ大統領よりのStrata Hadoop World 2015 に向けたYouTubeによるメッセージです。以下のサイトをご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=vbb-AjiXyh0  

 ですが〜、strata(ストラタ)とは? Hadoop(ハドゥープ)とは、一体どういう意味なのでしょうか?strataとは層という意味です。 Hadoopとは、データを数々のサーバに分散し、並列して処理するミドルウェア(ソフトウェアの種類の一つで、 OSとアプリケーション・ソフトの間に位置し、様々なソフトウェアから共通して利用される機能を提供するもの)です。Hadoopの強みは、数時間以上かかるようなバッチ処理を複数マシンに分散して、高速化できることです。つまり、コンピュータ1台だと少なくとも数時間以上かかるような、大量のデータを読み込んで解析する処理、大量の計算が必要な処理に向いているそうです。大量データの層を解析するビジネス・イベントと呼んでも良いかもしれません。参加されているデータ・サイエンティストの大半が男性でしたが、女性もいらっしゃいました。彼女たちによると「中国の北京、シンガポールでもStrata Hadoop Worldが開催されているんですよぉー」とのことでした。ロンドンやNYでもあるんですね(で、日本はどこよ?)。

Strata全体 Strata女性

 私がチラと覗かせて頂いた教室のトレーニングでは、PythonやR言語を用いたデータ分析手法をお話になられていたようです。ちなみにPython(パイソン)とは、91年に登場したオブジェクト指向型の水準が高いプログラミング言語です。私の娘によれば「英語に近い」とかで、文法が簡潔だそうです(自分で書いたことないから分からないーすいません)。日本から参加されたお二人のエンジニアの方々は「Sparkは使っているけれど、Hadoopを導入するかどうか検討しているので、この会議に参加しました」とのことでした。明日からは基調講演が始まりますので、ご期待ください!

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.03.29更新

 ここからどうやっていいのでしょうかー。周りはコード書きの精鋭ばかりな感じで、ひく〜。あっ、紙切れ一枚の指導書が机にございました。(ここにその全てを載せたいところですが、著作権がどこか分からないので、残念ながらこちらには書けないのです。)ま、要するにGE Digitalのサイトに行って、指示に従ってコーディングしましょうということで。幸い、GE Digitalから先生(インスペクター?)が3、4人(/25人)いらして、手を挙げると、お教えに来て下さいます。なんと、サイトにはGithubのコードもあります!しかし、GE Digital Predixのサイトの画面内をあちこち移動して、 書く訳ですから、そのうち、未熟な私には指示が同じように見えてきました。「難しー!!!」もっと修行して、このイベントに参加すべきだったです。

      サンカー

 あまりの私の出来の悪さに、20年のコード書きベテランのサンカー(Sankar)氏が、色々とご指導を下さる ようになりました。で、同氏はせっかく用意してきたJavaのコード書きの外部環境を必要がないと、お閉じになりました。何やってんだろうなーと、ホント思いましたよ。 部品の裏側に部品名があることなどをGEの方々に聞きながら、ボードに線をつなげたり、指示通りコードを書いたりしていましたが、自分でやると遅い、遅すぎる。車で来ていないので、帰りの公共交通機関のことが気になってきました(何せ夜は危険地帯となるオークランドを超えて、帰らなければならないので)。面倒見の良いサンカー氏はTake Overなさって(というか、やはり餅屋は餅屋にお任せし)、なんと!最後までやって下さるというか、やらせたというか。しかし、同氏はこのシステムを書かれたのではないようで、同僚の方々にちょっとご質問をなさっていらっしゃいました。コードをお書きになられる方々はチャレンジがお好きなようです。 横から見ていると、人間がコードを書くと、機械というかボード、アマゾン・ウェッブ・サービシズ(AWS)、システムが答えてくる、その遣り取りがとても美しいと、覗き込んでガチ見ておりました。コードを書いて、クラウドに上げて、最後に到達すると機械が「ビー」と、鳴るんですね。インダストリアル・プログラミングを完成させた一番手は、若そうな黒人の女性プログラマーでした。

 サンカー氏のご活躍で、5番目ぐらいでビーと鳴らせることが出来、帰宅を急ぎました。が、道中最後の市バス最終便をすんでのところで乗り逃し、45分ぐらい歩いて帰り、真夜中近くに到達。貴重な体験を頂いた一日でしたが、ヒトの命令なければ、タダの箱じゃん、コンピュータ。コード書けなきゃIoTどころじゃないなーと、機械語の重要さを切に感じました。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.03.26更新

親父さんはガリレオでした

                       Galileo

 IoTコード書き会場は、SFディベロッパー・ウィークでハッカソンがあった、コード教育機関のガルバナイズ(http://www.galvanize.com)地下。怖いな〜早く帰りたいな〜というネガティブな気持ちと、ワクワクする気持ちを隠し、まずは教室端に置いてあったピザの箱々に向かいました。お、この箱はGENOVA Lab 社側のEscape From New York Pizzaのピザではないですか。蓋を開けると、チキン、ベジタブル、パイナップル&ハムとか色々ありますねーと迷っていると、インド人のコーダーが話しかけに来るしーというか、こちらから嬉しくて話かけました。「今日、初めてJavaでHello Worldに成功しましたぁ!」というと、彼は「私はJavaを含め、20年間プログラムを書いてます」とおっしゃるではないですか。ひょっとして、Javaを教えてもらえるかも、シメシメ。で、「会社、サンフランシスコですか?」と聞くと、「いえ、サンフランシスコより東のサンラモンで、GE Digitalです。」ヤッバーぃ、インスペクターの方。話さなければ良かった。でも、既に時遅しです。講習も始まりました…。で、ベジとチキンピザ2つを持って、席に行きました。

 机の上にはサングラスをかけたヒゲの親父さんが描かれた青い箱と、繋げる電気線などが入った緑のプラスチックのケースが。青い箱にはインテル・ガリレオ(intel Galileo)のロゴがありました。分からないことは、すべてグーグルのお世話になりましょう! 早速バックパックからパソコンを取り出し、ググるとインテル・ガリレオとは、IoTの開発ボードとあります。箱を開けて取り出すと、プロセッサーやらゲジゲジのような足やらピンやら何やらが乗っかっているボードでした。(日本ではガリレオは以下のURLで買えるようです。http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/do-it-yourself/where-to-buy.html)

                    intelgalileo

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.03.25更新

高度にコードな晩に備える

        ハローワールド

 3月23日はGEのIoT (モノのインターネット)コード書きイベントが、サンフランシスコのダウンタウンで午後6時からありました。恥ずかしながら私、技術会社にお世話になりながら、今までの人生でコードを書いたことが一度もありません(文字は一杯書いているくせに)。恐ろしいことに、参加するイベントはIoTをプログラムで作る25人だけの無料のクラスなのです。 お世話になっている開発の皆さまにレポートを書く立場なので、ちょっと知っていなければとも思いました。数日前、私の書いた文字版の三〇枚のレポートが、中国の社員の方から開発型の5枚のシャープな評価レポで帰ってきたこともあり…。ええ、コーダー(コードを書く人)はやはりカッコイイです。以上のような訳で 仕事を終えた後、 Googleで借りてきたビギナーズ・フォー・JavaScript を自宅で毎晩読みながら、いつの間にか寝てるという日々を続けたのです。で、UI画面からターミナルに行けるようにはなりました!えっへん!(コード画面とググれば直ぐに出てくるだけなのに…。) パソコンの画面を捲ると、沢山のコードが。Developer様の仕事の成果が、パソコンの世界を一杯背後で支えているんですね。

 23日当日、念のために参加条件を読み直しました。1)APIが何かを知っている。2)JavaでHello Worldが書けることーって!え、JavaScriptではないの!?ググるとJavaはプログラム中のプログラムで20年以上の歴史がり、JavaScriptより習得が困難とあるではありませんか!恥はかきたくないし、逃げたくもない。どうなることやら。おそろし〜。上司の許可を無理矢理得て、「今付け焼き刃でJavaかじってまーすぅ。」

2時間で無理矢理、Java でハローワールド!

        リッチさん

 Javaどうやっていいのか、全く分からない。でも、このサンフランシスコのオフィス近辺にはDeveloper様がたくさんいらっしゃる。手当たり次第、「Are you a JAVA developer?」と聞き、オラクルのサイトからJavaをダウンロードし、エクリプス(Eclipse)という無料なJavaの開発ツールをダウンロードし、インストールすれば良いとわかりました。しかし、最新版のJavaなのに、バージョンが古いとエクリプスが文句を言って、オープンできず、先に進めません。お聞きしたDeveloper様は、会議でいなくなり、他のDeveloper様を急遽探すことに…。英国人デベロッパー、リッチ様 が助けてくれました!幸運なことに、リッチ様が働く会社はIoT専門とか。リッチ様は残っていた古いJava6をなんと!ターミナル画面から破棄し、最新版のJava8をダウンロードしたのにエクリプスが反応してくれません。もう、ダメなのでしょうか???結局欠けたエクリプス(日食)を破棄し、無料版のInteliJ IDEA CEをダウンロードし、使いました。おおお!書ける書ける〜〜。へぇ、ビルド(Build)にラン(Run)で動くんですね!新鮮な世界! 初めてのHello World in Java code。成功で〜す (しかし、これ以上複雑なことはできそうにありません)。もう、嬉しくて、世界が変わって見えますです。これで参加資格はゲットしました。

投稿者: Ayako Jacobsson

2016.03.24更新

                     Nasdaq

• Stroll Health アメリカでは毎年700億ドルが医療関連のケアで、高額すぎたり、無駄になっています。医療費は透明ではなく、支払っている患者の98%がコスト計算ツールを持っているものの、患者のわずか2%が実際に使っているだけです。 サンフランシスコで設立された Stroll Health は、ネットワーク内の患者のために低コストで、より良い医療を期待できます 。Strollが唯一、インセンティブを整理し、ケアの時点に介入し、医者がネットワーク内の低コストで、患者にとってより便利な医療ができるよう支援します。売り込み先のターゲットは医者、独立のイメージング・センター、ヘルス・システムなどです。 www.strollhealth.com 2013年9月設立

• Tending Tendingは、自分の愛する人の世話をする家族のためのプラットフォームとコンシェルジュサービスを提供する、高齢者介護の管理ソリューションです。長期に及ぶ高齢者の主なケア は、リソースが不足している家族や友人などインフォーマルなものなので、サポートや適切な介護の臨床知識が愛する人の世話をするために 必要です。Tendingの連携プラットフォームとコンシェルジュサービスは、介護活動を調整し、臨床アドバイスやサポートに24時間365日アクセスでき、身内の介護者の負担を軽減します。 Startending.com 設立2015年2月

                        tending

• Zobreus  外科医が設立したZobreusは、機械学習を使用して、患者中心の記録を提供します。患者の目前や在宅で行われる時、実用的な患者の医療情報が不足し、相互的でなく運用されている記録などで、 年間ほぼ1兆ドルのコストがかかって、無駄になっています 。Zobreusは、簡単かつ安全に患者を助けるスケーラブルで構造化された記録の技術がモバイルデバイスや在宅で行われる検査向けに開発しました。 www.zobreus.com 設立2014年3月

                       Zobreus

 スタートアップ・コンペである2016サンフランシスコ・ヘルス・フォーラムの結果が発表された後、会場には優勝したレッグワークス共同 CEO、エミリー・望月・ルティエンスさんの前に大きな長方形の白いケーキが出てきました。また、ニューヨークのタイムズスクエアには、フォーラムでピッチを行った起業家たちの写真が大きく出ていたそうです。

投稿者: Ayako Jacobsson